カリギュラOD クリア感想

PS4ソフト『カリギュラ オーバードーズ』クリア感想。
すごくネタバレ。
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前回~クリアまで

梔子のキャラクターエピソードから琵琶坂が現実で行ってきた数々の悪行が明らかに。
琵琶坂を問い詰めるとと本性をあらわし、主人公とタイマンバトル。琵琶坂は帰宅部から追放となりました。
ショックを受ける帰宅部一同。笙悟はうすうす感づいてたっぽい反応。
琴乃「今までの話、全部ウソだったの…?」
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こっちからすると「ITベンチャーの社長やってるんだよね~」をずっと信じてたのかよ…と。
琴乃さんの残念度がメインシナリオで目立っててちょっと面白い。
この分岐以降、メインシナリオでスクショが禁止になりました。
ランドマークタワーのボス戦後、衝撃的なイベントが発生。
Vita版(帰宅部ルート)ではシャドウナイフが工事現場から落下してそのまま死亡でしたが、
PS4版(楽士ルート)では琵琶坂を追放していると、シャドウナイフの落下地点を偶然歩いていた琵琶坂が代わりに死亡。
メビウスで死ぬと現実でも死んでしまう」という事実が帰宅部・楽士両陣営に暗い影を落とします。
μも負の感情の影響でセリフがうわ言のようになりシリアスな雰囲気に。
楽士のラガード狩りでも精神不安定のシャドウナイフ人格異常者ウィキッドが加わり険悪なムード。
グラン・ギニョールの最深部でいよいよ究極の選択肢が出ます。
帰宅部のみんなと現実へ帰る」「いや…現実へは帰らない
帰宅部の部員を全員倒すと、「人間はなんて自分勝手で恐ろしいな生き物なんだ」とブチ切れたアリアと最終戦
その後、μの力で現実が崩壊し、メビウスから人が減っていくようすが淡々と描かれます。
ダムの決壊や伝染病の蔓延、アストラルシンドローム患者による事件のニュースが流れる中、メビウスで繰り返される入学式・卒業式。
なぜメビウスから人がいなくなるのか理解できないμ。
いよいよ主人公も消えてしまう。μが「私はあなたを幸せにできなかったの?」とたずねてきて…
→はい
 いいえ

キャラクターエピソード

一部反転
・琵琶坂
梔子家の財産を横領した悪徳弁護士。田所を脅して放火を指示した。
横領罪で実刑判決を受け服役中。現実へ帰って田所や梔子の口を封じるつもり。

本性はやはりサイコパスでした。利益のためなら人殺しもいとわない、用意周到で計画的、血も涙もない危険人物…
の一方、自分の思い通りにならないと取り乱したり、現実世界でもいまいち詰めの甘いところがあってどこか憎めないキャラ。
カタルシスエフェクト発動時の口が裂けた顔イラストが軽くホラー。主人公に負けて見えない壁にひっかかりながら走り去るおちゃめさ。
μ曰く「この人もっと違う外見になりたいって願ってた!」らしいんですが(うろ覚え)、オシャレなツーブロアシメにしてくれ!ってお願いしたの?

・梔子
琵琶坂のせいで大事なものをすべて失い、メビウスで復讐を誓った女の子。
メビウスでの姿がボロボロなのは琵琶坂への復讐という目的を忘れないためか。
「大事なものは、新しくつくることもできるのか」とつぶやき、家族写真がチラッと映ってエピソードコンプリート、の流れがすごく良かった。

μの「梔子の幸せはメビウスにあるのかな…」というセリフが印象に残っています。
他の楽士のキャラエピでも「ただ欲しいものをあげるだけじゃ人間は幸せになれないんだね、難しいなあ」とぼやいたり。
楽士ルートは純真無垢なμが時おり見せるAI的な側面でゾッとしたり、きちんとヒロインしてるところに感動したりで楽しい。

ゲームとして

Vita版の異常に長いロードやひどいカメラワークが直っていて遊びやすくなっています。
特にVita版のカメラは頻繁に壁にめり込むせいでめちゃくちゃ3D酔いしたので一番うれしい改良点。
しかし、RPGとしてありえない欠点が普通レベルに戻ったという印象です。
一番の不満点は文字が小さすぎるところ。
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カメラがかなり引き気味なため、技名やモーションがよくわからない。
鼓太郎のアッパー技とか美笛のハンマーとか迫力あって好きなんですが、PS4版だとあまり見えない。
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モブ生徒の名前、友好度も小さすぎて読めない!せめて友好度レベルごとに色を変えるとかしてくれ~。
CGモデルが合体してだんご状態になるのもいかがなものか。

音楽、世界観、シナリオ、ストーリーの面ではすごく満足ですが、システム周りが(前作から改良されたとはいえ)残念。
田所のCGモデルがイラストと違ったり、南出日向が名前以外出てこないあたりに開発力の限界を感じてしまいます。出てきてないよね?

南出日向を中心に、新キャラたちの繋がりがキャラエピで徐々に明らかになるのはすごく楽しめましたし、
帰宅部裏切りルートの背徳感、後味の悪いエンディングはいい意味でたまりませんでした。
しかしゲーム部分の残念ポイントを見るに、カリギュラってRPGよりアドベンチャー向きなのでは?と感じます。
キャラクターデザインや声優陣の演技が素晴らしいだけに、CGの粗さで損をしてるのが本当に惜しいです。
μの左肩のベルト?やStorkの羽かざりが省略されてるのが悲しい。

いろいろ書いたけど、新曲をリピートして聞いてるくらいにハマったし満足です。
主題歌のCradleが特に好きです。

【Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ】主題歌『Cradle』short ver.
楽士女子勢が甘い言葉でメビウスに引きずり込むような歌詞がいいです。
名もなき少女のエピソードをクリアした上で聞くとこう…くるものがあります。
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おわり

Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ - PS4

Caligula Overdose/カリギュラ オーバードーズ - PS4

カリギュラオーバードーズ オリジナル・サウンドトラック

カリギュラオーバードーズ オリジナル・サウンドトラック